ランドセルの重さはどれくらい?選び方や重要視すべきポイントなどを解説!

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ランドセルの重さはどれくらい?選び方や重要視すべきポイントなどを解説!

近年、ネットやテレビでたびたび取り上げられているのが「ランドセルが重すぎる」という問題です。小学生の荷物は年々重くなっていて、2018年には文部科学省が「置き勉」を推奨する通知を出したことが話題を集めました。お子さまの身体への負担を減らすために、「できるだけ軽いランドセルを買ってあげたい」と思う親御さんは多いでしょう。

 

しかし、ランドセル選びで注目すべきは軽さだけではありません。ランドセルそのものは軽くても、中に重い荷物をたくさん詰め込むことになるからです。ランドセルを選ぶときは、背負った荷物を軽く感じられる機能や工夫があるかどうかも注目してみましょう。

 

この記事では、ランドセルの平均的な重さや選び方について解説します。ぜひランドセル選びの参考にしてくださいね。

 


<目次>

  1. 平均的なランドセルの重さはどれくらい?
  2. 重いランドセルは子どもの身体に負担になるって本当?
  3. 本当に重いのはランドセルではなく中身の荷物
  4. 軽すぎるランドセルは注意が必要
  5. ランドセルの重さ以外に重要視したいポイント
  6. ランドセルならフィットちゃん®

平均的なランドセルの重さはどれくらい?

ランドセルの平均的な重さは1100〜1300g程度といわれていますが、使われている素材によってばらつきがあるのをご存知でしょうか。

 

ランドセルに使われる素材は、大きく本革(天然皮革)と人工皮革に分けられます。ここでは、ランドセルの平均的な重さを素材別に見ていきましょう。

 

本革のランドセルの重さと特徴

本革のランドセルの平均的な重さは、1300g〜1600g程度です。本革は使い込むほどに味が出てくるのがメリットですが、人工皮革に比べるとやや重めです。また水分に弱いため、濡れたり汚れたりしたときは適切にお手入れする必要があります。

 

本革のランドセルに使われる素材は、主に「牛革」と「コードバン」の2種類です。コードバンとは、馬のお尻部分の革を加工した希少な素材のこと。コードバンならではの美しい光沢があり、ランドセル素材の中でもっとも耐久性が高いといわれています。ただし丈夫な反面、牛革よりも重量があります。

 

<牛革>

【重さ】1400g前後
【耐久性】〇
【耐水性】△
【メリット】高級感がある、耐久性が高い、使い込むほどに味が出る
【デメリット】比較的重い、値段が高い、水に弱い

 

<コードバン(馬革)>

【重さ】1400g前後
【耐久性】◎
【耐水性】△
【メリット】コードバンならではの高級感と光沢がある、耐久性が非常に高い、使い込むほどに味が出る
【デメリット】比較的重い、値段が高い、水に弱い

 

人工皮革のランドセルの重さと特徴

 

「クラリーノ」に代表される人工皮革のランドセルの平均的な重さは、1000〜1300g程度です。本革に比べて約300g、教科書1冊分ほど軽いということになりますね。最近では1000gを切るような、軽さを追及したモデルも充実し始めています。

 

人工皮革とは、天然皮革をモデルに作られた素材のこと。人工皮革というと合成皮革をイメージする方も多いかもしれませんが、この2つはまったく異なるものです。人工皮革は特殊な繊維を立体的に絡み合わせた不織布をベースに作られているため、合成皮革に比べて傷に強く、見た目にも高級感があります。

 

人工皮革の中でも特に人気が高いのが、ランドセル用素材として7割以上のシェアを持つクラリーノです。クラリーノは本革に比べて軽く、傷や水に強いのが特徴です。本革に比べて価格がリーズナブルで、色やデザインが豊富な点も見逃せません。

 

<人工皮革(クラリーノ)>

【重さ】1200g前後
【耐久性】〇
【耐水性】◎
【メリット】軽い、傷や水に強い、お手入れが簡単、価格が比較的安い、色やデザインが豊富
【デメリット】本革のような使い込んだ風合いは出ない

 

重いランドセルは子どもの身体に負担になるって本当?

2018年に文部科学省は、教科書や教材を学校に置いて帰る「置き勉」を正式に認める通知を出しました。重いランドセルを背負っての登下校は前傾姿勢になりやすく、バランスを崩して転倒するリスクがあります。特にランドセルが背中にフィットしていない場合、肩だけで荷物の重さを支えることになり、肩が痛くなったり猫背になったりすることも考えられます。

 

ランドセル症候群について

「ランドセル症候群」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。ランドセル症候群とは、子どもが重い荷物を背負って通学することで起こる、身体や心の不調のことをいいます。肩や腰などの痛みといった身体的な症状のほかに、通学自体が憂鬱になってしまうこともあるようです。確かに、毎日重い荷物を背負って歩くのは、大人でも嫌になってしまいそうですよね。通学時間が長いお子さんの場合は特に大変なので、できるだけ負担を軽減してあげたいものです。

本当に重いのはランドセルではなく中身の荷物

 

現在問題視されているのは、ランドセル自体の重量ではなく、中身の荷物の重さです。子どもの荷物が重くなっている理由と、通学の負担を減らす方法をチェックしておきましょう。

 

1:教科書や荷物の重さの方が負担に大きく関わっている

ランドセルが重くなっている理由の一つは、教科書のページ数が増加していることです。一般社団法人教科書協会によれば、2020年度の全教科のページ数は8520ページで、2005年度に比べて75.4%も増加しました(1〜6年生合計、出版各社平均)。

 

またA4フラットファイルが入るサイズが主流となったことで、上履き袋や体操着入れなど、ランドセルに収納するものが増えています。さらに、タブレット端末を毎日持ち帰る小学校も少なくありません。学年によって荷物の量は異なりますが、小学生のランドセルの平均的な重さは4kgを超えるともいわれています。

 

文部科学省「令和4年度学校保健統計」によれば、小学校1年生(6歳)女子の平均体重は21.3kg。4kgというと体重の約5分の1の重さを背負うことになるわけですから、身体への負担が心配になる方も多いのではないでしょうか。これを体重50kgの大人で考えると、約10kgの荷物を背負っている計算になります。

 

2:背負い心地や負担軽減機能に注目

小学生の荷物が重くなっているからこそ、ランドセルは身体への負担を軽減してくれるものを選びたいですよね。ランドセル自体が軽いものを選ぶのも一つの手ですが、背負い心地も重要です。特に背中にきちんとフィットしているか、身体への負担を軽減する機能があるかどうかをしっかりチェックしましょう。

 

ランドセルと背中の間に隙間があると、後ろに引っ張られる形になるため、前傾姿勢になりがちです。すると肩や腰に負担がかかって痛みが出たり、バランスを取ろうとして猫背になったりすることもあります。一方、ランドセルと背中の間に隙間がなければ、下方向に重さがかかるので、自然な姿勢を保てます。

 

ランドセルの背負い心地は、メーカーによってさまざまです。メーカーごとにパーツの形状や機能も違うので、ぜひ実際の背負い心地を比べて、軽く感じるランドセルを選んでくださいね。

軽すぎるランドセルは注意が必要

ここまでご紹介した内容から、「じゃあ、一番軽いランドセルを選べばいいの?」と思った親御さんもいるかもしれませんね。でも実は、ランドセルを軽さだけで選ぶのはおすすめできません。その理由を見ていきましょう。

 

1:強度が弱い

軽量モデルのランドセルの中には、強度の低い金具を使っていたり、型崩れを防止するための補強機能がついていなかったりするものもあります。

 

いくら軽くても、型崩れしたり壊れたりして、6年間使えないのでは困りますよね。軽量モデルのランドセルを購入する場合は、耐久性についてもよく確認しましょう。

 

2:シミ・傷がつきやすい

軽いランドセルの中には、本革や人工皮革ではなく、ナイロンなどの合成繊維を使ったタイプもあります。合成繊維のランドセルは耐久性に優れていることが多いものの、素材に水や汚れがしみ込んだり、引っかけて傷になってしまうこともあるようです。

 

ナイロン素材のランドセル型リュックも増えていますが、保証期間が短いものが少なくありません。

ランドセルの重さ以外に重要視したいポイント

 

ランドセル自体がどれだけ軽くても、中に入れる荷物の重量は変えられません。そこでフィットちゃんランドセルは、「いかに軽く感じられるか」に注目して開発しています。ここではランドセルの重さ以外に重要視したいポイントと、フィットちゃんの「軽く感じる機能」について解説します。

 

1:背負ったときのフィット感

ランドセルと背中との間に隙間があると、重さが肩だけにかかり負担を感じやすくなります。背負ったときにしっかりフィットするランドセルを選びましょう。

 

フィットちゃんランドセルは、肩ベルトを25度立ち上げることで背中との接触面積を約10%アップ。背中にぴったりフィットするから、肩への負担が約50%軽減されて、軽く感じます。背カンは肩ベルトが左右別々に動く構造なので、背負うのもおろすのもラクラク。身体が大きくなっても、背負いやすさは変わりません。

 

さらに軽く感じる秘密が、肩ベルトのクッション材の厚みを従来品の2倍以上にアップした「楽ッション」です。ぷにぷにのクッションが優しく肩にフィットして、今までにないソフトな背負い心地を実現しています。特許登録されている特殊な構造によって、背負ったときの肩への圧力が分散されるのもポイントです。

 

2:機能性・収納力

ランドセルは6年間使うものだから、機能性や収納力もしっかりチェックしたいもの。フィットちゃんの「安ピカッ®」は、車のライトを反射してピカッと光り、100メートル先からでも視認できる便利な機能です。光る部分には特殊な加工を施しているので、明るい場所では反射材だとはわかりません。普段はランドセルのデザインに溶け込んでいますが、雨の日や暗い道ではピカッと光ってお子さまの存在をアピールしてくれます。

 

さらにフィットちゃんは収納力も抜群です。教科書やノートを入れるメインポケットのマチが12センチの「楽スキッタイプ」に加え、メインポケットのマチが13.5センチの「ワイドタイプ」もご用意しています。

ランドセルならフィットちゃん®︎

フィットちゃんの一番の特徴は、背負いやすさです。ランドセルづくりのコンセプトは「子どもが一番喜ぶランドセル」。荷物をたくさん入れても軽く感じて、身体が大きくなっても背負いやすいように、たくさんの工夫が詰まっています。

 

中でも軽さを追及したモデルが「ゼロランド」シリーズです。子どもたちの使い方を徹底研究し、軽さと機能性を両立しました。通常タイプのランドセルと変わらない耐久性で、もちろん6年間保証つき。6年間安心して使えます。

 

ランドセル国内製造販売本数No.1のフィットちゃんには、軽さと機能性、耐久性を兼ね備えたランドセルがたくさんあります。80色200種類から選べるので、お子さまのお気に入りがきっと見つかります。

 

フィットちゃんでは、ランドセル選びに役立つ情報が満載のカタログをご用意しています。お子さまと一緒に、おうちで楽しくランドセル選びを始めませんか。

 

2025年モデルのカタログ無料請求フォームはこちらです。

https://www.fit-chan.com/catalog/

ランドセル選びでは背負ったときの「軽さ」にも着目しよう

小学生の荷物が重くなっている今、軽量タイプのランドセルも増えています。軽いランドセルを選ぶことは大切ですが、単に軽いだけではお子さまの身体にかかる負担を軽減できません。重要なのは、「背負ったときにいかに軽く感じるか」です。

 

フィットちゃんは軽さだけでなく機能性と耐久性にこだわり、背負いやすさのための工夫をめいっぱい詰め込んで作られています。カラーやデザインも豊富なので、一番のお気に入りを選んでくださいね。

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